今まで美味しく食べられていたご飯。抗がん剤治療を受けると、すぐに味覚障害が発症します。
ぼくは悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫)でABVD療法の抗がん剤治療を受けましたが、入院時1回目の投与で病院食が食べられなくなりました。
ご飯が食べられなくなるのは本当に辛かったです。
僕がどうやって乗り越えてきたか解決方法をご紹介します。
味覚障害で食事をすることが辛い
ご飯の味だけでなく、匂いにも敏感になるようになりました。いつも美味しく食べていたはずの食事のニオイで吐き気がするんです。
うす味の病院食とはいえ、抗がん剤を投与した次の日はほとんど食べられませんでした。これは本当につらかったです。食事をする行為がこんなにつらいのかと、泣けてきました。
味覚障害で食べられないときの対処法
今まで美味しく食べられていたご飯ですが、ほとんどの食事が食べられなくなりました。
ここでいくつか対処法をご紹介します。
白米にはふりかけをかける
これは本当に辛かったですね。
白米は大好きなものだったので、味覚が変わって本当に美味しくなかったです。
唯一救いだったのが、ふりかけやご飯のお供などを混ぜると食べれた事です。
お水の代わりにポカリスエット
お水も飲めなくなりました。
代わりにポカリスエットなどのスポーツドリンクをAmazonで箱買いして飲んでいました。
味が濃いものは控える
僕はどちらかというと、味が濃いものが好きでしたがほとんど受け付けなくなりました。お弁当の卵焼きですら気持ち悪くなります。
こういう時は、薄味の温かいうどんが美味しかったです。
治療が終われば味覚障害も治る
「抗がん剤の副作用が辛くて途中で中断した話し」でも書きましたが、抗がん剤治療中は本当につらい事が多いです。
でも、安心してください!抗がん剤治療が終われば、味覚障害も治ります。あんなにまずかった白米も、お水も、味が濃いももの食べられる様になります。
僕は今経過観察中ですが、悪性リンパ腫発症前の生活に戻れました!
あなたの回復を心より願っています。
